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膜の透過圧縮の概念

膜システム|膜の透過濃縮の概念|排水脱塩用ROシステム主な用途例

膜の透過濃縮の概念図

膜の透過濃縮の概念図


逆浸透
(RO:Reverse Osmosis)


半透膜で仕切られた容器に濃厚溶液と希薄溶液をいれると、それぞれの液がもつ浸透圧の差によって希薄溶液の溶媒が濃厚溶液側に半透膜を通って移行し、両溶液の濃度が一定になろうとします。この現象を「浸透」といいます。この現象とは逆に濃厚溶液側から大きな圧力を加えることで、半透膜を介して溶媒を希薄溶液側に移行させることができ、この原理を膜分離に利用したのが逆浸透膜システムです。ROは、海水・潅水の淡水化や廃水の再生処理を代表とした様々な分野で使用されています。


ナノフィルトレーション
(NF:Nano Filtration)

分子量200〜400以上の粒子を除去できる分離膜プロセスをナノフィルトレーションといいます。除去する粒子のサイズがナノメートルの範囲なのでこう呼ばれています。NFは、UFとROの中間領域で使用されます。適用分野として地表水の色度や全有機性炭素の除去、井戸水の淡水化、廃水処理分野での有機物・無機物の分離等が挙げられます。

限外ろ過
(UF:Ultra Filtration)

コロイド、蛋白質、微生物性汚染物質を代表とする分子量1000〜300000程度の高分子量物質などを対象とした膜分離を限外ろ過といいます。限外ろ過膜は、スキン層とスポンジ層からなる非対称膜で、高分子は透過させずに、水、イオン分子、低分子を透過させ、特に透過性に優れています。


精密ろ過
(MF:Micro Filtration)

精密ろ過膜は懸濁物質・大きなコロイドを分離しますが、高分子や溶解性蒸発残留物はMFを透過させます。適用分野としてバクテリアや凝集物質、SS等の除去が挙げられます。