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薬効食彩

枇杷 (ビワ)
ピジョンポスト 17号掲載

枇杷 (ビワ)

醇な香りとみずみずしく甘い果肉のびわ。うぶ毛のような細かい毛に覆われた橙色の実は夏の訪れを感じさせますが、その花は晩秋から初冬にかけて咲き、寒さの中で実を結びます。

しかしあまり寒さに強いわけではなく、ほとんどが温暖な地方やあるいはハウスの中で栽培されています。
昔から庭に植えると縁起が悪いとされてきましたが、「枇杷と桃 葉ばかりながら 暑気払い」の川柳もあるように、その薬用効果は広く知られています。江戸時代には暑気払いの枇杷葉湯の元気な売り声が夏の風物詩でもあったようです。

葉には咳止め、健胃、利尿など、果肉には疲労回復や食欲増進の効果があります。現在ではビワ葉茶、ビワ石鹸などビワの薬用効果を利用した数多くの商品が販売されています。

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