|
|
| 森物語―3 森は、生命のコスモスだ。 森は、豊かな生命に溢れている。 植物はもとより野生動物や鳥、昆虫など、 無数の生命が織りあげるコスモス。 一見、無秩序に見えながら、実はあらゆる生命は、 それぞれが望ましいように生長し、相互にもつれあいながら、 全体として安定した均衡を作り出しているのだという。 森は、太陽の光を原動力にして物質がめぐる ひとつの複雑な循環系でもあるのだ。 森の住人は、森の一部でもある。 だから森が変われば彼らもいなくなる。 住人の一部が欠ければ、森ももとの姿が保てなくなる。 最も生物が豊かで、現存する野生動植物の半数以上が集まる 熱帯雨林で森が消えている。 そこに住み慣れた生命が、どれほど人知れず 衰退していったことか。 私たち人間も、地球という大きな森の住人。 森が変われば私たちも変わる。 ![]() |