ミヤマ株式会社

  1. トップ
  2. 事業紹介
  3. ミヤマ環境ノート -総合環境企業の視点で読み解く-
  4. 循環型社会の形成/循環経済への移行
  5. 循環経済(サーキュラーエコノミー)への移行 ー第五次循環基本計画による取組ー

事業紹介循環型社会の形成/循環経済への移行

ー第五次循環基本計画による取組ー

我が国では、天然資源の消費を抑制し、環境への負荷ができる限り低減される「循環型社会」の形成を目指した取組が進められてきました。循環型社会の形成に関する施策を総合的・計画的に推進するため、循環型社会形成推進基本法に基づき、循環型社会形成推進基本計画が概ね5年ごとに策定されており、「第五次循環型社会形成推進基本計画」(第五次循環基本計画)が令和6年8月2日に閣議決定されています。

鍵となる循環経済への移行

第五次循環基本計画では、循環型社会の形成に向けて資源生産性・循環利用率を高める取組を一段と強化するためには、従来の延長線上の取組を強化するのではなく、大量生産・大量消費・大量廃棄型の経済・社会様式につながる一方通行型の線形経済から、持続可能な形で資源を効率的・循環的に有効利用する循環経済(サーキュラーエコノミー)への移行を推進することが鍵となるとしています。
「循環経済」への移行は、資源効率性・循環性の向上により気候変動、生物多様性の損失、環境汚染等の社会的課題を解決し、再生材の利用拡大等を通じた産業競争力の強化、資源確保による経済安全保障、地域課題の解決と地方創生、持続的な成長による質の高い暮らしの実現にも資するものであり、国家戦略として取り組むべき重要課題であるとされています。

(出典:第五次循環型社会形成推進基本計画(パンフレット)(環境省))

5つの柱(重点分野)

第五次循環基本計画では5つの重点分野が掲げられ、それぞれに応じた取組の中長期的な方向性や目指すべき将来像、各主体の連携と役割、国の取組、指標と数値目標がまとめられています。
重点分野1は循環型社会を形成し、持続可能な社会を実現するための全体的な方向性を示しています。循環経済への移行のポイントとして、重点分野2の動静脈の事業者間連携による資源循環の加速化、重点分野3の地域・資源に応じた循環の推進、重点分野5の国際的な資源循環の促進が掲げられ、それらの前提として、重点分野4の基盤の強靭化と適正処理の推進が位置付けられています。

5つの柱(重点分野)

(出典:循環型社会形成推進基本計画(概要)(環境省))

循環経済への移行のポイントとなる重点分野2、3及び5に注目してみると、取組の中長期的な方向性は以下のように示されています。

※素材や製品ごとの政策の方向性(別紙1参照)
(出典:第五次循環型社会形成推進基本計画(環境省))

各主体の連携と事業者の役割

循環型社会の形成に向けて、国、地方公共団体、国民、NPO・NGO、事業者等の多様な主体が互いに連携・協働して取り組む必要があり、事業者には次のような役割が期待されるとしています。

(製造事業者・小売事業者等の役割)

●環境配慮設計の取組推進や再生材の利用率向上、それらの情報発信による消費者の理解促進、新たな市場の創出に資する取組を進めること等

(廃棄物処理事業者・リサイクル事業者等の役割)

●生活環境の保全と衛生環境の向上を確保し、廃棄物を貴重な資源として捉え、有用資源を回収し循環利用すること等

各主体の連携と役割

(出典:循環型社会形成推進基本計画(概要)(環境省))

国の取組

循環型社会の形成に向けた国の取組は、第五次循環基本計画に網羅的にまとめられていますが、環境省資料において下図のとおり要約されています。「地域創生・質の高い暮らし」につながる重点分野3の主要な取組や、それらと相まって「産業競争力強化・経済安全保障」に資する重点分野2及び5の主要な取組に焦点が当てられていて、政府全体で一体的に取り組み、「循環経済」への移行を実現し、「カーボンニュートラル(ネット・ゼロ)・ネイチャーポジティブ」にも貢献することが示されています。

第五次循環基本計画における国の取組のポイント

(出典:循環型社会形成推進基本計画(概要)(環境省))

指標及び数値目標

取組の進捗を把握するため、「循環型社会の全体像に関する指標」と「循環型社会形成に向けた取組の進展に関する指標(重点分野別の指標)」が定められ、2030年度(令和12年度)を目標年次として数値目標が設定されています。
全体像の指標は「物質フロー指標」と「取組指標」で構成されます。一部を以下に取り上げます。(重点分野別の指標を含む全指標・数値目標の一覧は、別紙2参照


 <循環型社会の全体像に関する指標(物質フロー指標)>

どの程度の資源を採取・消費・廃棄しているかという「もの」の流れ(物質フロー)の3つの断面である「入口」、「循環」、「出口」を代表する指標

・資源生産性 =GDP/天然資源等投入量

より少ない天然資源で生産活動を向上させているかを総合的に表す指標

・入口側の循環利用率 =循環利用量/(天然資源等投入量+循環利用量)

入口の天然資源消費が適切に抑制される社会の進展を図るための指標

・出口側の循環利用率 =循環利用量/廃棄物等発生量

廃棄物処理における循環利用への仕向量の拡大の進展を図るための指標

・最終処分量

廃棄物の埋立量であり、廃棄物の最終処分場の確保という課題に直結した指標

<循環型社会の全体像に関する指標(取組指標)>

国・事業者・国民による循環型社会づくりのための取組の進展度合いを計測・評価するための指標

・循環型社会ビジネスの市場規模

企業の取組の進展だけでなく、国民等の意識・行動の結果も含まれており、広く循環経済への移行の進展状況を測る指標

・循環経済への移行に関わる部門由来の温室効果ガス排出量

資源循環の取組等によるネット・ゼロに向けた総体的な状況を測る指標

・廃棄物部門由来の温室効果ガス排出量

リサイクル等の取組の進展に伴う温室効果ガス排出削減を表し、廃棄物部門のネット・ゼロに向けた取組を測る指標

 (出典:循環型社会形成推進基本計画(概要)(環境省))

〈国の動向〉

循環経済への移行加速化パッケージ

循環経済への移行を国家戦略として着実に推し進めるべく、令和6年7月に「循環経済に関する関係閣僚会議」(議長;内閣官房長官、副議長;経済産業大臣、環境大臣)が設置されました。同年12月には、関係省庁の具体的な取組が「循環経済(サーキュラーエコノミー)への移行加速化パッケージ」(概要は別紙3参照)として取りまとめられています。
(出典:循環経済(サーキュラーエコノミー)への移行加速化パッケージ(概要)(循環経済(サーキュラーエコノミー)に関する関係閣僚会議))

まとめ

✔資源を効率的・循環的に有効利用する循環経済(サーキュラーエコノミー)への移行が循環型社会形成への鍵。
✔循環経済への移行は、ネット・ゼロ、ネイチャーポジティブの実現に貢献し、産業競争力の強化、経済安全保障、地方創生、質の高い暮らしの実現にも資するもの。
✔国は、事業者間連携による資源循環の加速化、地域・資源に応じた循環の推進、国際的な資源循環の促進などを重点分野として施策を展開。関係省庁の具体的取組を政策パッケージに取りまとめ。
✔事業者には、動静脈の事業者間連携により、環境配慮設計や再生材の利用向上、廃棄物を貴重な資源と捉えた循環利用などを進めることが期待。

【関連情報】

循環型社会形成推進基本計画(令和6年8月2日閣議決定)

循環型社会形成推進基本計画(概要)

ミヤマの取組

廃棄物を資源として捉え、高精度な分離・抽出・精製技術による再資源化に取り組んでいます(別添
再資源化の取組例参照)。
今ある資源をいかに循環させて社会により良い商品を提供できるか、ミヤマは挑戦し続けます。

ミヤマ環境ノートに関するお問い合わせは、下記までお気軽にどうぞ。

東京支店
FAX 03-4241-1977

ミヤマ株式会社〒381-2283
本社 長野市稲里一丁目5番地3
  • 026(285)4166(大代表)
  • 026(283)0011
お問い合わせ
ISO14001認証取得サイト

IS014001認証取得サイト:本社、EM関発センター、上越工場、中野工場、燕工場、分水工場、大町工場、燕リサイクルセンター、秋田物流センター、東京物流センター、長野物流センター、小牧物流センター、京都物流センター、大阪物流センター、岩手営業所、秋田営業所、仙台営業所、郡山営業所、宇都宮営業所、水戸営業所、新潟営業所、松本営業所、諏訪営業所、甲府営業所、前橋営業所、埼玉営業所、千葉営業所、横浜営業所、静岡営業所、富山営業所、小牧営業所、名古屋営業所、京都営業所、大阪営業所

IS045001認証取得サイト

IS045001認証取得サイト:本社(環境整備事業部/物流事業部)、上越工場、中野工場、燕工場、分水工場、燕リサイクルセンター

IS014001に加え、労働安全衛生に関するマネージメント規格であるIS045001も4工場で取得しています。

ページの先頭へ