ミヤマ株式会社

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旧ピジョンポスト

ピジョンポスト Vol.53

2007.06.01

ミヤマのヨウ素再資源化技術。

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うがい薬や傷薬の原料として良く知られているヨウ素。かつては海草を原料に生産されていました。現在は地下かん水から天然ガスの副産物として産出している天然資源のひとつです。その効力は古くから良く知られており、現在まで殺菌・防カビ剤として広く利用され続けています。私たち人間にとっても、体内で甲状腺ホルモンを合成するのに必須の元素です。日本人は周囲を海に囲まれているため、食生活の中で海草などから自然にヨウ素を摂取してきましたが、アメリカではFDA(アメリカ食品医薬品局)の規定により食塩の中に一定のヨウ化ナトリウムが混入されています。モンゴルでは日本から援助されたヨウ素剤を服用することで、甲状腺異常の患者が激減しています。そんな私たちの体に欠かせないヨウ素ですが、実は普段の暮らしの中で使用している携帯電話やパソコンのモニタ、液晶テレビのディスプレーにも使われています。医療から身近な工業製品、工業薬品まで広い分野で使われているヨウ素のリサイクルについて、環境リサイクル事業部事業部長の櫻井英明に訊きました。

 

-ヨウ素は液晶ディスプレーの中にも使われているのですね。どんなふうに使われているのでしょうか。

 

ヨウ素は液晶ディスプレイの偏光フィルムに使われています。ヨウ素で染色したフィルムを延伸することで、ヨウ素分子が一定方向にそろいます。このフィルムに光を当てると、そろった分子軸方向の光を吸収し、直角方向だけの光を透過して、人の目に見えるようになります。このため、液晶ディスプレーにはヨウ素は欠かせない物質になっているのです。

 

-その他にも色々な分野で使われていると思いますが。

 

レントゲン撮影の造影剤や治療薬などの医療分野の他にも、レーザーや導電性ガラス、太陽電池など、その用途は多岐にわたっていて、今後も需要は拡大していくことが予想されます。近年ではそれに伴い、貴重な地球資源であるとともに、環境保全の観点からもヨウ素のリサイクルは注目されていますが、ミヤマでは20年前から、ヨウ素のリサイクルに努めています。

 

-ヨウ素はどのようなものからリサイクルされるのでしょうか。

 

ヨウ素は反応性が高いので、偏光フィルムだけでなく半導体や液晶ディスプレー製造工程で、金や、インジウムとスズの酸化化合物であるITOのエッチング溶液として使われています。このエッチング廃液や洗浄液から金やインジウムを分離。さらにヨウ素化合物を抽出し、不純物の分離をしてヨウ素メーカーの要求を満たす組成とし、原料として供給しています。あらかじめ分析を実施し、最適な分離・抽出のプロセスを決定したうえで再資源化。今までに蓄積したノウハウと技術で、原料としてリサイクル可能な高い品質を満たすヨウ素原料ができるのです。

 

ミヤマでは上越工場にヨウ素専用回収ラインを設置して、再資源化を行ってきました。リサイクルされたヨウ素は医療分野や最先端の工業製品に使われています。ヨウ素のリサイクルが注目されているのはここ数年ですが、ミヤマではヨウ素を貴重な地球資源として捉えて、環境循環の輪の中に戻してきました。ミヤマでは、これまでの豊富な実績をもとに、最適なリサイクルサービスをご提供いたします。リサイクルできるかな?と思われたら、まずはお問い合せください。


環境整備事業部
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